【FF15考察③】FF15DLC3作品の考察&感想 お前らのこと好きだわ(ネタバレ注意)

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れんじゃく
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考察系ゲーマーです。

複雑なストーリーのゲームをプレイしては考察・情報整理した記事を執筆しています。その他ゲーム紹介記事なども執筆しています。

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FF15考察第1弾からお読みくださると嬉しいです

こちらはFF15のDLC3作品(エピソードグラディオ、エピソードプロンプト、エピソードグラディオラス)についての考察や感想記事です。

本編考察を踏まえての記載もありますので、もしよろしければそちらからお読みくださると嬉しいです。

ここ以降、FF15本編およびDLCのネタバレが含まれますのでご注意ください。

なお、筆者はKINGSGLAIVE、BROTHERHOODとFF15本編・DLC、ロイヤルパックを視聴・プレイ済みです。

エピソードグラディオの考察&感想(ネタバレあり)

ギルガメッシュ強かったなあ・・・

グラディオが一時離脱中に何をしていたのかに迫るストーリーですが、試練を受けて剣聖を倒すという比較的さっぱりめのストーリーでDLC1本目としてやりやすい感じでしたね。

個人的にはギルガメッシュが言っていた「最後の王の盾」という表現が気になりました。

というのも、以前から思っていたのですが、本編ラストで王が命をかけてしまうとルシス王家の血が絶えちゃうと思うけど大丈夫か??という疑問がありました。

やはり、選ばれし王が使命を果たす=ルシス王家が役割を終えるということなんだなと、ギルガメッシュの発言で再確認できました。

本編ラストの光耀の指輪が崩れていくシーン

本編の最後、ノクトが消滅し、最後に指輪が消えていくシーンがルシス王家の終了を象徴的に表していますね。(光耀の指輪とルシス王家の関連については考察記事第一弾参照)

かねてからの疑問であるルシスに統治者がいなくなってしまう点は懸念として残っています。もしノクトに子供がいたならば、引き続き王家として統治することも可能だったと思いますがそこはどうなるんでしょうね・・・。

エピソードプロンプトの考察&感想(ネタバレあり)

本編での帝国行き列車イベントで、ノクトが誤ってプロンプトを突き落としてしまい一時離脱している期間がありました。

エピソードプロンプトでは復帰までの間、プロンプトがどうしていたのかが描かれています。

プロンプトの謎に包まれた生い立ちに迫ります

感想ですが、あまりにも重い。重すぎる。

この事実を受け止めて乗り越えられたプロンプトがすごすぎる。他人事ながら途中ちょっとしんどすぎて気分悪くなりそうでした。

自分と同じ顔の人間がたくさんいるだけでもツラいのに、それが変なガス漬けにされて化け物にされて、兵器になってるんだよ。。?

しかもそれを自分の手で今まで何も知らず、何十、何百体と殺していた。

まだまだ話は続く。こいつが自分のふるさとを破壊し、ふるさとの人間を大量殺人した兵器を開発した張本人。

でありながら自分と全く同じ遺伝子を持つ人物であると。いわば父親。

そんな人物を化け物になりかけていたから、プロンプトは銃で撃ってしまった。これは自殺であり親殺しともいえる行為です。

こんな圧倒的な量のネガティブ詰め込むことある???一度に受け止めきれるもんか???

普段は明るいお調子者キャラだけにこのギャップ・・・・衝撃的でした

プロンプトはこの激重な事実を受け止めて生きていく事になったわけですが、ちょっと心配に思っているのが、プロンプトが年を取ったらヴァーサタイルと同じ顔になってしまうと思うので、そのときに彼が発狂せずに生きていけるのか・・・ですね。

知らない方がいいこともある」なんてよく言いますが、面白半分で2人を引き合わせたアーデンは本当に罪深すぎる・・・。アーデンはアーデンで色々あったのはわかるけど何も擁護できん・・・・。

このとき、プロンプトの側に仲間がいれば、精神的にももっと楽だったのかもしれないですが一人ぼっちでしたからね・・・。あらゆる要素がプロンプトにとって最悪の状況でした。

この状況でも2点、救いはあったと思います。1つ目はアラネアが終始プロンプトを励まし導いてくれたことですね。エピソード・アラネアが開発中止になってしまったのが本当に残念です。もっと彼女の事も知りたかったな。

もう1点は、プロンプトを魔導兵になる運命から救い出してくれた人がいるという事実です。

M.E.736年5月3日にルシスの人間によって、プロンプトは帝国から連れ去られたようです。一体誰なんでしょうね。

実はぽっちゃりだったプロンプト

ノクトとプロンプトとの出会いも描かれているアニメ作品BROTHERHOODでは、ぽっちゃりプロンプトの活躍?もEPISODE2で見られるので、未視聴の方は見てみてくださいね。

魔導兵として生きるよりも、ルシスの一般市民として生きられたことのほうがずっと幸せだったと思いたい。

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エピソードイグニスの考察&感想(ネタバレあり)

エピソードイグニスは、FF15本編では多くは語られなかった「イグニスの失明までの経緯」が描かれています。また、イグニス(とレイヴス)のみifルートによる救済措置がされていたのが印象深かったです。

本編中は微妙な立場にいたレイヴスが、実際のところ何を考えて行動していたのかにも迫っているので、エピソードイグニスというよりはエピソードイグニス&レイヴスって感じでしたね。

エピソードイグニス冒頭は、イグニスがノクトの側近を拝命するシーンから始まります。

ノクトの恥じらいながら握手に応じるシーンが微笑ましい

BROTHERHOODやFF15本編ではイグニスがノクトに甲斐甲斐しく世話や指導をするシーンが連発され、「まるでノクトの親のようだ」と思った人は私だけではないはず・・・。それもすべてここから始まったんだなあと思うとじーんときちゃいますね。

ちなみに、エピソードイグニス ifルートのラストにはこんな一場面もありました。

ifルートでは否定された結末です

おそらく本編最終決戦後に流れるムービーの、最後のキャンプ地での場面を切り取ったものだと思います。

本来このルートですとイグニスは失明しているので、本編ではこのような描写はおそらくなかった(エピソードイグニスで新規に作成された)のでは・・と思います。

明らかに冒頭の拝命シーンを意識した構図。両手で包むように握手するのがなんかいいですよね。

エピソードイグニスでは、イグニスがノクトを真の王として使命を果たせる人間だと認めていることがより明確に描写されています。

レイヴスは水神の誓約を終えてもなお、ノクトが真の王たる器なのか懐疑的でした

また、レイヴスも、今の立場(敵である帝国の将軍)についてフルーレ家の一族としての使命を神凪とは別の立場から果たしているに過ぎないと明確にしたうえで、ルナフレーナには一人の人間としての幸せを感じさせたかったと苦しい胸の内を明かしています。

両立は難しいとわかっていながら、それでもレイヴスは妹の幸せを願っていました

イグニスとレイヴスがお互いの大切な人を思いながら刃を重ねるシーン。

本編の時系列的にはまだバハムートに会っていないので、イグニスはノクトの運命を知らずに戦っています。本編でのノクト・ルーナ・イグニス・レイヴスそれぞれの結末を思うと、この戦いは本当に胸が痛かったです。

指輪の力を使い瀕死のイグニスに対し、生きることを諦めないよう諭します

最終的にレイヴスはルナフレーナの死を受け入れ、さらにイグニスのこともノクトのことも信じ、それぞれの使命を全うすべきだという考えに至ったようです。

彼の覚悟はとても美しく私の目には映りましたが、本編での最期を思うと彼が一番可哀想でならない・・・。

自分の手でレギスの剣を手渡したかっただろうな

ifルートについては別の読み物的な感じで捉えておりますのでここではあまり深く触れませんが、レイヴス・イグニス両名の救いが少しでもあるのは良かったです。

ここのムービーは最高なのでぜひ皆さんに見てほしい

そしてこの幸せそうな表情ですよね。FF15って旅パート以降は基本的にずっと暗い話が続くので、これがifじゃなかったらなあ・・と思うところは無くはないです。

各キャラみんな好きだからこそ、幸せになってほしい・・・。

FF15 DLC3人のエピソードの感想まとめ

3人それぞれの物語だったのに、ノクトの人物像が間接的に伝わってくるのが印象的でした。

甘ったれだし、言われたことはその場では反抗的な態度で応えるけど、それでも根性はあってちゃんと言われたことは自分なりに反芻して受け止めようとする。偏見とか周りの吹聴に左右されず、信じた人間は最後まで信じ抜く。

そんな人だなと私は感じました。

ノクト、ほんと不器用な人ですよね。本編だけでは甘ちゃんだなーなんて、感想しか持てなかったのが懐かしいです。

そして、これらのエピソードを終えて、本編のあの「最後のキャンプシーン」に繋がります。

FF15では使命や責務といった言葉が多用されますが、このときの3人のノクトへの気持ちというのはそういったしがらみを度外視したもっと純粋な気持ちだったと思います。

時に葛藤しながら、気持ちをぶつけ合いながらたどり着いた、王とその側近という関係を超えて、友人という関係をも超えた深いた絆で結ばれていた、そんなシーンだったと思います。

書いてて辛くなってきた・・・

そんなわけで、FF15 DLC3作品の感想を終えたいと思います。改めてFF15は最高だと再認識できました。最後までお読みいただきありがとうございました。

スクエニさん、10年後でもいいので残りのDLCも作ってください・・・・・

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この記事を書いた人
れんじゃく

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