フリープレイで積んでたソフィーのアトリエをやってみての軽めの感想です。ネタバレ無。
前提:筆者のプレイ状況
マリー・リリー・エリーのザールブルグ三部作(以下ザールブルグと称します)はプレイ済み。エリーは途中だったかもしれません…うろ覚え。
そして今回プレイしたソフィーのアトリエを含めた説明・感想となります。古いアトリエシリーズのみの知識なのであしからず。
アトリエシリーズについて
アトリエシリーズは、言わずとしれたコーエーテクモの1ブランド、ガストの代表作。
錬金術士の卵である主人公キャラを操作して、採取、調合を繰り返しながら、人々との交流を通して成長していくという共通したストーリーの流れがあります。
今回プレイしたソフィーのアトリエも、同じような雰囲気でストーリーが展開していきます。
やや余談ですが、自分は経営SLGが好みで、特にプレイヤー自身が主体となって切り盛りする、個人事業主系(?)の経営ものが好きです。
当初は「錬金術師となってアトリエを切り盛りする」という点でこちらのゲームに惹かれたものの、実際にはお商売感は限りなく薄いのでそこはギャップを感じる人もいるかもしれません。
「強力なアイテムを作ってより強い敵を倒す事で、よりレアな素材が手に入る」と言うサイクルが回っていく、と言うRPG色が強めです。
ソフィーのアトリエについて
2015年に発売された作品で、アトリエシリーズとして17作品目にあたります。ゲームジャンルは「錬金術再生RPG」と銘打っています。
メインストーリーの「失われた錬金術の記憶を取り戻す」という流れから取ってきているものだと思います。
個人的にはこのゲームを通して「錬金術の面白さ」を再認識できたゲームだったなと思います。そういう意味で「錬金術再生」というのはとてもいいジャンル付けだと思いますね。
主人公はソフィー・ノイエンミュラーという16歳の少女。
田舎が舞台ということもあり変にスレておらずどこまでも純真で、こうと決めたことに真っ直ぐな性格です。
ストーリーが進み徐々に事が大きくなっていくと周りの人たちも巻き込んでいくことになりますが、「ソフィーちゃんのためなら!」と協力せずにはいられない、そんな魅力のある主人公です。
ザールブルグでは確か恋愛要素もあったと思うのですが、今作はほぼ無し。ソフィーちゃんにまだそういうのはちょっと早い!?
今回の作品で好きなキャラクターはカフェのマスターでしょうか。絵に描いたようなイケおじです。イベントではお茶目な一面を見ることもでき、楽しませてもらいました。
初期作品ではなくてはならない存在だった金策の要・酒場ですが、今回はカフェという形で登場しました。この酒場システムはどうも久々登場の要素らしいですね。
ここで街の人からの依頼を受け、錬金術でアイテムを作ったり、敵を討伐しに行ったりします。序盤の貴重な資金源。
衝撃的に進化している点
3作目から17作目にワープしたので、当然っちゃあ当然ですが、衝撃的なまでにやりやすくなっていて嬉しかったポイントをご紹介。
敵がきちんとステップアップで強くなる
ザールブルグは最初、敵がかなり強くて全滅連発だった記憶があります。マリーが打たれ弱すぎるんですよね。「うに袋」を投げまくってました。確か。
まあ、この手のやや難ありなバランスは、アトリエシリーズに限らず1990年代のゲームでは結構よくあるかもしれませんが…。
今作はメインストーリーに沿って行けばちゃんと手引してもらえ、敵も丁度いい強さから始まる親切設計になっていました。
当初の記憶をたどってパーティ全員、アイテムで攻撃をしていたのですが、自分の装備で殴るでも十分戦闘できていましたね。
悪く言えば弱体化、歯ごたえがないとも言えるかもしれませんが、そこは難易度で調整が可能です。実際、高難易度だと最初からつまづくことになるみたいです。
時間制限がない・エンディングは1つ
ザールブルグ三部作をプレイして、「アトリエシリーズって時間管理ゲームだな」という印象が強く残っていました。
のびのびプレイしたい自分としてはこの部分はあんまり好きにはなれませんでした。
ソフィーのアトリエをプレイし始めた当初も、当然時間管理が重要なのだろうと思ってプレイしていました。
しかしザールブルグで出てきた「妖精さん(作業が外注でき効率プレイに必須のキャラ)」は出てこないし、おかしいなと思っていたらなんと時間制限がないという嬉しい事実。
最初ワールド移動で何度も間違えて、いたずらに数時間経過してしまい発狂していました。笑
が、時間無制限なので杞憂でしたね。
ちなみに時間制限に関しては、作品によってあったりなかったり、まちまちということみたいです。
これは好みの問題だと思いますが、私はない方がのびのびやりこめて好きですね!
「錬金術」がすこぶる面白い
今作で最も衝撃的だったのは、パズル風味の調合システムです。
少なくともザールブルグ時代の調合は必要なアイテムを選択するだけ、品質も最低レベルからスタート、成功するかは神頼み・・・というシンプルなものだったと思います。
それと比較すると今作は、はじめから品質面で工夫できる部分が増えていて面白さが段違いでした。
序盤はどうしても火力不足を感じる場面が多いのですが、
それを調合の工夫次第である程度克服できるところにドハマリしてしまいました。
何度も配置や素材の組み合わせをやり直しては、その時できる最善を模索していました。これが楽しいんですよね~!
錬金術をやり込んでいれば、ストーリー後半は装備の能力がかなり高くなりインフレ気味になるのですが、前半はかなり調合を楽しませてもらいました。
強力なアイテムを作るために気をつけるポイントは「品質」「色」「配置する場所」「配置する順番」などなどたくさんあって、最初はちんぷんかんぷんなのですが徐々に「わかってくる」感じがまた気持ちいいんですよね。
攻略を見れば確かに全く同じものを再現可能ですけれども、試行錯誤を通して自分自身も成長していくのを楽しむゲームだなーと感じました!
ソフィーのアトリエDXが2021年4月発売
新規コンテンツを追加したDX版が2021年4月に発売されています
ソフィーのアトリエは不思議シリーズに分類されており、他の不思議シリーズ2作品も同時にDX版が発売予定です。
追加要素もあるので、これから購入を検討されている方はDX版がおすすめです!
ソフィーのアトリエ2の情報が出ました!22年2月発売
2021年10月6日追記
やっぱソフィーのアトリエは人気ってことですかね!
アトリエシリーズ25周年記念作品として、堂々ソフィーのアトリエ2が発表されました!
2022年2月24日発売予定です!
1での錬金術の楽しさがまた進化して楽しめるのかな~と思うと今からとっても楽しみです♪
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