
「大逆転裁判」紹介記事です。逆転裁判シリーズ好きにはもちろんのこと、シリーズ未プレイの方にも圧倒的におすすめの作品です。
3万字超の記事書くくらいこの作品が好き
こんにちは。始めましての方は始めまして!れんじゃくと申します。
当サイト「れんじゃくログ」にてゲームの考察や感想をメインに記事を執筆しています。
今回ご紹介する大逆転裁判は合計3万字超の記事が作れちゃうくらいストーリーが奥深く、一人ひとりのキャラもとっても魅力的な作品です。
本記事では、そんな3万字記事書いちゃうくらい「大逆転裁判」が好きな筆者が本作品の魅力を全力投球でご紹介します!
そして先日発売された「大逆転裁判1&2」についても触れたいと思います。
合計3万字記事はこちら。既プレイ者へ向けた、熱量ガッツリのストーリー振り返り記事です。プレイ後の余韻に浸る際にお読みくださいませ。
あまりに良すぎて人生で初めて原画集も買っちゃいました。原画集紹介記事です。
大逆転裁判のここが面白い!3選
魅力が数え切れないほどありますが、頑張って3つにまとめました。
魅力① あまりにも壮大過ぎる!骨太なストーリー
なんといっても「大逆転裁判」の魅力は、シリーズトップクラス、いやシリーズトップと断言できるほどの壮大なストーリーです。


一応「法廷バトル」というジャンルだったと思いますが、ここまでくると「ミステリー」も名乗ったほうが良いのでは・・・というレベル。
・・・と思ったら「1&2」のHPでは「極上のミステリーエンターテイメント」って書いてました。これ誇大広告ではないですよ決して。
「逆転裁判」シリーズは現在6まで出ていますが、1タイトルずつでストーリーはそれぞれ完結しています。
一方「大逆転裁判」は1と2の2本でやっと完結するという超ボリュームとなっています。1本では終わらない。


実は「大逆転裁判1」発売時は「これで終わらないとか聞いてない」「こんなに大風呂敷広げて大丈夫なのか」「未完成の作品」という微妙な評価でした。
長い歴史を持つ「逆転裁判」シリーズでもこのようなストーリー運びは今まで無かったので「タクシューさん(企画・シナリオの方)、本当に大丈夫なの・・・?」と不安になった人多数。
しかし「大逆転裁判2」が発売されてみると、怒涛の伏線回収と丁寧な描写でその不安感をねじ伏せてくれた感がありますね。嬉しい誤算。
今思えば、壮大なストーリーとキャラの魅力を存分に展開するには、3DSソフト1本では容量的な限界もあったんじゃ無いかなーと思ってます。


「大逆転裁判」は逆転裁判シリーズの番外編的位置づけだからこそ、これまでとは違うストーリー展開にチャレンジ出来たのかなという気もします。
全く違う「逆転裁判」を体験して、喜びと驚きを感じました。
魅力② あなたの「好き」がきっとある!魅力的・個性的すぎるキャラたち
2の最後までやってひしひしと感じるのが、大逆転裁判は一人ひとりのキャラクターがもはや愛おしく感じるんですよね。


ちなみに1&2の公式ページだと本当のメインどころ6人しか紹介されていませんが、もっとたくさんいます。
エンディングが終わった後の感じは舞台演劇やミュージカルみたいな感じに近いでしょうか。
あれって、終わりにカーテンコールがあって、メインキャストはもちろん、悪役もちょい役もみんな最後に笑って舞台に出てきますよね。
「悪役の貴方も、ちょい役の貴方も、みんなありがとうー!」っていう気持ちといいますか。


大逆転裁判2原画集の表紙のイメージに引っ張られてる感は否めませんが。
まあ「カーテンコール的読後感」に関しては「逆転裁判」シリーズでも共通してます。そっちにももちろん愛らしいキャラは数え切れないほどいます。
ですが、作品単位で考えると「大逆転裁判」が随一だなーと感じます。
各キャラ丁寧に描写されているってのももちろんあるのですが、もうひとつの理由として「異様なほどのこだわりを感じるモーション」にあります。
ちょい役のキャラまでもが、ものすっごいコミカルに動くし、表情も細かい動きと描き分けがあるんですよね。(そこからも「演劇」っぽさを感じたのかもしれません。)
キャラに関してはこの動画を見ると「コミカル感」が伝わるかと思います。
ちなみに実際のストーリーは殺人事件とか扱うので、さすがにもうちょっとシリアスめな雰囲気です。


キャラを構成する要素のすべて(見た目、声、動き、描写)がかなりクオリティ高い。メインキャストからちょい役まで、かなりの愛と気合を感じます。
キャラが気に入ったら、プレイ後にぜひ原画集もお買い求めください!笑
魅力③ レトロでモダンな雰囲気が最高に気分を盛り上げてくれる
本作は舞台が明治時代です。西洋の文化が日本にも入り始めていた頃の「モダン」な雰囲気を味わえます。フォントや操作ボタンなどなども全体的にレトロな感じで素敵。
こういうの好きな人には絶対におすすめ。
途中から舞台は大英帝国に移りますが、向こうは向こうでまた良いんですよねえ・・・。背景の小物とか、ちょっとしたところでキュンとします。
(ただし、フィクションですので史実には基づいていません。あくまで「雰囲気」が楽しめるレベルです)


正直筆者は、明治時代に詳しくないので「雰囲気」だけしかわからないのですが、それだけでも十分楽しめましたよ!
紅茶とか飲みたくなります。
そして極めつけはBGMですね。これまでの逆転裁判シリーズとは確実に差が付けられています。
ひとまずこの動画のBGMをお聞きいただいて「良い!」と思われた方なら、多分ほぼ全部の楽曲気に入っていただけると思います。
アコーディオンや、弦楽器メインのクラシカルな雰囲気です。BGMの雰囲気に統一感があるので、作業用BGMにもとても有用なやつだと思います。
「逆転裁判」シリーズとの関連性は?
さて、大逆転裁判がシリーズ初プレイになりそう、という方の場合、「大逆転裁判をプレイする前にやっておいた方がいい作品はあるか?」が気になるところだと思います。
ご安心ください。「驚くほど関連性が無い」です。時代が違うこともありストーリー上の繋がりは全くありません。
宣伝ですごい成歩堂龍一使われてますが、大逆転裁判では一切出てきませんw(ナルホド君を宣伝に使うのはタクシューさんの本意では無かっただろうな・・・)
なお、背景のちょっとしたところを「調べる」などしたときに、小ネタとして過去作を意識した描写はぽろぽろ出てきます。


ちなみに、今回はシャーロック・ホームズさんが登場することもあり、そちらの原作を意識したネタが多数登場するみたいです。
私そちらのほうはさっぱりなので、そっちも履修したらまたやりたいな・・・
大逆転裁判が楽しめるのはこんな人
大逆転裁判は、企画・シナリオが「逆転裁判の生みの親」であるタクシューさんこと巧舟さんです。シ逆転裁判1-4のシナリオを担当していました。
逆転裁判4は内部でも色々あったようでちょっと評価低いですが、逆転裁判1-3が好きだ!という方には胸を張って大逆転裁判もおすすめできます。
また、前述の通り過去作品との関連は全然無いので、シリーズファンでなくても、読み物主体ゲーム楽しめます!という方には絶対オススメ!


論理的思考が問われる要素や謎解き要素がありますが、謎解き系に不安がある方には大逆転裁判1&2のストーリーモード(後述)があるので大丈夫。
大逆転裁判が「面白くない」と感じるのはこんな人
大逆転裁判は広大なフィールドを駆け回るゲームでは無く「キャラクター操作」は一切ありません。基本的な操作は「次の行動や話す内容、証拠品を選択する」「一枚絵の中から気になる場所を選択する」です。
なので探偵パートは絵的に結構地味っちゃ地味です。一枚絵の背景とテキストで構成された場面が続くので・・・。


キャラクター操作が無いゲームに抵抗がある場合は、おそらくこのゲーム(そして逆転裁判シリーズ全体的に)は楽しめないと思います。


ただ、今後ハードがSwitchなど家庭用据え置きゲームになっていくと思うので、そうなると容量に余裕が出てシステムもガラッと変わる可能性はありますね。
今から買うなら絶対「大逆転裁判1&2」!3DS版との違いは?
これから買うなら断然、「大逆転裁判1&2」がおすすめですね。対応ハードはPS4、SwitchとPC(Steam)となっており、2021年8月現在の現行ハードに対応しています。
そもそも、作品単体版のハードは3DSなのですが、3DSってもうメーカー生産終了しているんですよね・・・。
あと「1」「2」分作版では、課金でエピソードを開放するタイプのスマホアプリ版もあるようなのですが、最新OSへの対応が遅いとの口コミも見られるのでソフト購入が無難です。
そして、ここまでお話した通りストーリーは2まで通してやらないと終わらないので、それならセットになっているソフトを買ってしまったほうが、ぶっ続けでやれるのでおすすめです。


ストーリーに没頭すること間違いなしなので、ソフトの切り替えで邪魔されることなく楽しめます。
3DS版と「大逆転裁判1&2」の違いはいくつかあるのですが、注目ポイント2つをご紹介します。
有料DLCが最初から収録。注目は追加エピソード8本


3DS版「大逆転裁判1」で有料だった追加エピソードが最初から収録されています。
ここまで愛を語っておきながら実は筆者はこちらのエピソード未購入でして、感想を詳しくお話できません。
3DS版では「追加エピソード8本、図録、楽曲、音声、映像、3DSテーマ」セットで2,000円で販売されていました。
「1&2」では上記から「3DSテーマ」が引かれたものが最初から収録されているようです。
また、図録、映像に関しては「1&2」でさらに追加がありそうですね。


個人的にはエピソードだけ欲しいなあという気持ちもあったのと、1の段階ではまだシナリオの凄さがわかっていなかったのも合って購入を見送っていました。
2,000円払うんだったら、「1&2」買っちゃったほうがいいかな・・・!?
以下リンクは公式の特別付録紹介ページです。
制作陣思い切ったね!?ストーリーモード


証拠品突きつけとか法廷バトルとかはとりあえず良いので、ストーリーだけ読みたい。
という声に応えた「ストーリーモード」が逆転裁判シリーズ初導入です。
謎解き系が苦手な方も、この壮大なミステリーをお楽しみいただけます!
全自動で進行するのでドラマ感覚で・・・との触れ込みですが、ちょっと心配なところも。
背景のちょっとした部分を「調べる」したときのキャラの会話がストーリーモードだとどうなるのか気になるところです。


個人的には、そういう「なんでもない会話に息づく、キャラたちの個性」こそ逆転裁判シリーズの魅力の一つだと思いますので、そこカットされちゃうとしたらちょっとさみしいですね~
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございました!
もしこれを読んで、「大逆転裁判、良いかも」と少しでも思っていただけたら幸いです。
ぜひぜひ実際にプレイして、「やっぱり良かった!面白かった!」というコメントなどもいただけたら嬉しいです。
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これからも役に立つ記事を沢山書いていこうと思います!ありがとうございました!
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